異能・特殊能力・【特異】
能力の呼称
「異能」「特殊能力」「魔術」「魔法」は、発動手順や文化的背景によって呼び分けられるものの、基本的には同じ種類の現象を指す。
いずれも、己の中に取り込んだマナを燃焼させ、現実へ作用を起こす技術または能力である。
例えば、武器を燃やす、周囲を冷やす、物体を動かすといった現象がこれにあたる。
四つの制御形態
星間歴3826年の主要な形態は、トリガーワード、ウィルパワー、スキルズ、レゾナンスの四つである。これは「何を足場にマナを制御するか」による分類であり、一人または一つの技に複数の形態が含まれることもある。
各形態の定義、長短所、使用者の例、サイバネによる再現・補助については、魔術体系――返りし者由来の四形態を参照。
分野間の模倣
能力ごとに発動手順、儀式、身体操作、必要な資質などは異なる。
しかし、その根底にあるのは「マナを燃やして何かを起こす」という共通原理である。そのため、ある分野の能力者が隣接する分野へ手を伸ばし、その技術を模倣することもできる。
模倣の難易度や再現度は、術者の資質、知識、練度、身体構造、使用する装置などに左右される。
【特異】
【特異】とは、複数の能力を組み合わせ、あるいは一つの能力を極めた末に到達する、能力体系の極致である。
この高みに至った者の能力には、並び立つものがない。既存能力の単純な上位版ではなく、同じ基準では比較できない固有の到達点となる。
既知の【特異】
カワイイスパイス【星を保つ死の瘴気】
死よ死すべし。彼女はもとより死を司る。後天的に付与された淫魔の技能は生を司る。
相反する二つがモザイク状に絡み合う。星の規模に展開されたその瘴気の影響下にあれば、大概の病とは無縁でいられるだろう。
月紀寺あやめ【ワイルド・ワールド・ウォーカー】
友を守り、逃げ、生き延びるための領域操作。だったもの。
彼女はほんの僅かなリソースで、世界の間にある壁をブチ抜いてしまう。
本人は「上級魔物で百体は必要」と嘆くが、この所業には本来、星一つをコストとする。